毎朝新聞
車内秩序法、初日二十一名死亡
車内秩序維持に関する特別措置法が一日施行された。警視庁の事後集計によれば、午前七時四十二分から午前八時十分までの二十八分間に、首都圏全域で「直接的措置」三十七件が確認された。
死亡二十一名、重傷十六名。措置を行使した側の身柄はいずれも即日釈放された。法律上、犯罪は成立しないからである。
政府は施行に際し「過剰の有無は問わない」とした条文の趣旨について「現場の合理的判断を尊重するもの」と繰り返し説明している。各鉄道事業者は施行当日もダイヤを通常通り維持し、輸送障害は発生しなかったとしている。